フロフロ莉玖√終了 + 全体の感想

購入からクリアまで半年かかりましたが漸く全ての√が終了しました。

 

以下、感想。いつものことだけどネタバレ注意。

 

 莉玖√

実質上最後の√。

あの5人のヒロインと誰とも結ばれることなく、莉玖を選んだ決断が待っているお話し。

 

全√中、波乱万丈のストーリーだったが、何かを感じるような話ではあったと思う。

途中、色んな奴が死にかけたのだが、ありとあらゆる手段でそれを乗り越えていった。

結論としていえるのは「運命だとか、天使だとか、啓示だとかには、逆らえないなんてことはない」ということ。天上で何が起きてるのかは知らんが、それを跳ね除けていったのは柾鷹や莉玖のみならず、夏乃を初めとした柾鷹との繋がりを持ったみんなであろう。

確かに世の中にはどうしようもねえ問題だってあるのだが、それに抗うことはできる。そうやってみんな生きてきたんじゃないかなって実感できる内容でした。

 

柳蔵が言ってた「明日死ぬからと言って今日を頑張らなくていい理由にはならない」「誰だって明日死ぬかもしれない今日を生きている」(原文忘れたけど多分こんな感じ)はガチでいいセリフ。これが柾鷹と莉玖を繋ぎ留めてたように感じる。

 

それにしても何が正しいのかはよくわからないまま終わってしまったのだが、人間を今まで全く信用していなかった柾鷹が、みんなを信じて生きていけてるのはいいなーって思った。今までやばいものを見てきたのは柾鷹だけじゃない、莉玖や利成だってそうだし、数々の黒い羽根を見ながらも、光がこれっぽっちもなかったわけではないのだから。

 

それにしても、火災に始まり火災に終わるのはアレと変わらないようにも感じる。兄貴と呼べる存在は焼き殺さなければならない定めでもあるのだろうか。

 

全体的な感想

上手いこと書けないのだが、書けることは書く。

 

全体的に言うと「色々あった」ってのが率直な感想。

ギャグ、シリアス、何か難しそうな話、感動、ニヤけるようなシーン等々。

キャラクターの濃さを維持しつつ、ストーリーもかなり凝った内容であり(中には難しくて頭の理解が追いつきにくかったものもあったのだが、雰囲気だけでも何が起こってるのかはなんとなくわかる)見てて面白かった。BGM補正だけで乗り切った場面もあった。

 

タイトルに「ラブ」の文字があるように、「愛」をテーマにしたような√もあった。柾鷹のみならず、相手のヒロインも過去にほぼほぼまともな愛を受けたことがなかったという√であるこはね√(途中に出てきたモブですらそんな役目が与えられている)は中々上手いこと作られた話ではあると思う。

 

愛をテーマにしたような√がありながら、夏乃√のような現実味を帯びているような√もあれば、七緒√のように夢を追いかける√もあり、アーデルハイト√のように波乱万丈の人生を送った√もあった。

愁√に至っては禁断の恋と言った感じである。ギフトを使おうが使わまいが、恋は恋である。

 

いくつかの√では仲間の力を借りて何かしらの壁に立ち向かっていくことになる。(最終的には2人の問題であり、他の仲間の力にはあんまり頼っていない√もある)それを見てて思うのだが、柾鷹はみんなを必要としながら、みんなも柾鷹を必要としているんじゃないかという感覚がある。最終的には「みんなの力」っていうのがあるんじゃないのかなって。

 

各登場人物に対して思ったことを書くコーナー

このままだとこの記事が1500文字も到達することなく終わってしまうので、少し寂しい。折角なので他の作品でも書いたようなこのコーナーを(露骨な字数稼ぎのために)設けようと思った。もしかすると、今の僕の背中には真っ黒な羽根が大量に出てるかもしれない。

 

柾鷹

主人公。

色んな登場人物の中で最も成長したと思う。

最初はただのメガネだと思ってたのだが、序盤から真っ黒っぽさを全開にしてて「こいつ序盤から飛ばすなあ」って思ってた。

現に、誰も信用してなかったような時期があったようにも感じられるし、柾鷹から見てヘイトの高かった人物もそれなりにいただろう。

だが、最終的にはそんな人物も憎むことなく、そいつと手を取り合うこともある。なんだかんだ言って色々できる人間だなって思いました。

主人公の割には謎多き人物であり、運よく生き残った場面もちらほら。別にこいつが天使というわけではないのだが、何か持ってるようには感じる。

 

夏乃

柾鷹を助ける代わりに、不運を背負うことになったヒロイン。

悲劇のヒロインってわけでもない。が、色々大変な目に遭ってるのはガチ。

幼少期夏乃の演技はガチ。そこにいたリキエルに助けを求めるシーンは必見。

リキエルとの契約とか関係なしに、柾鷹と結婚の約束をしてたもんなんだから、この時点で柾鷹と一生を共にする気はあったように感じる。(√によってはそんな話じゃなくなるが)

テストでアホみたいな点を取る挙句、宿題見せてくれとかいう典型的なアホの子だが、行動力と直感はガチ。誰かを信じる気持ちや、諦めない気持ちは人一倍強いようにも感じる。尚、屋敷では色んな奴に迷惑かけまくってた模様。

リキエルとの関係性によって、思ったよりも重要なキャラクターだった。この子ならどんな壁でも乗り越えていけそうだが、もし、この子にギフトが継承されたとしたらどんなストーリーが待っていたのだろうか。ある世界ではそんなストーリーも展開されていたのかもしれない。実際のところは知らん。

 

七緒

かわいい。

夢を追いかけながらも家庭環境は色々ヤバい子。

何せ母親の恋人がアレなのだから仕方ない。最終的にアレに関してはただのおじさんに見えなくもないが、悪意の塊ではないので誰も彼を責めることはできないと思う。

最終的に七緒と柾鷹で建てた店がどうなったかは知らん。が、結局あいつらはケンカしながらもイチャつきまくってたらしい。

クールっぽさを持ちながらも、すぐ赤面する子。冷徹な女かと思いきや、情熱には弱いと言った感じ。冷たいものには熱いものが通じるように、この子の心にも響くものがあるんだと思う。

なんだかんだ言って頼りがいのある子だと思う。黒いネズミに震えてた柾鷹を支えるその心意気は本物だと見れる。正直、僕も「この子は頼りがいがあるな」って思いました。相手が女でありながら「かっこいい」と思ったシーンでもある。

それにしても、結構かわいい。まあ、胸はないんだけど。(って言ったらそれより胸のないやつにローキックかまされそうなのでこの辺で)

 

アーデルハイト

↑より胸のないやつだが、自分の√でパイズリを試みる貧乳の鑑。ぶっちゃけ、アレじゃ何も挟めないと思う。

幼少期はある程度は日本で暮らしてたので、日本語に関してはほぼ問題ないレベルで会話できてるのはすごいと思った。が、日本を何か変な方向で勘違いしてるとこがあるのは、外国人特有の何かだと思った。(外国人というよりかはクォーターっぽいけど)

自分の√でも、共通√でもそうなのだが、どことなく賢く立ち回るようなシーンがあった。王女に近い存在であるが故なのか、ある程度の権力と知性はあるように感じられる。本音と建て前を使い分ける人物でもあり、かわいい存在でありながら現実味を帯びた登場人物でもあった。

それにしてもかわいい。惰眠クイーンと化しながらも、憎めない何かがある。そんな子でした。

 

こはね

ダイナマイトボディ。胸のデカさは登場人物中でトップを狙えるようなデカさ。

柾鷹と同じ境遇にいたのは驚きだった。誰にでも愛を向けられるような「神の愛」のような何かを持ちながら、そのような裏事情を抱えているのは結構大変そうにも見える。

他の√でシスターになれたのかは知らん。そのことに関しては愁が完全に引っ張っていけてるようにも見えるので、こはねの番が来るのはあんまり近くないのかもしれない。

ただ、自分の√に関しては互いに必要としあい、互いに求めあい、互いに愛し合う存在であることを他の√以上にひしひしと感じた。愛に飢えた存在とも言える。

モーセが最高の相棒って言えるレベルでモーセが仕事している。10年も共にしていれば家族のようなものだし、こはねだってモーセのことを家族って言っているんだから、あの子たちはあの子たちで頑張ってほしいなと思った。(まあ、先は長くないけど)

シャワールームでのHのシコリティが高いのはガチ。あんなおっぱい見せつけられたら耐えられるはずがない。普通に抜きました。

 

こはねの姉貴。

こはね同様に、胸のデカさはトップクラス。

自分の√ではシスターでありながら、恋をするという禁断の恋をする。

押しに弱いのでかなりチョロい。お前それでいいのか。

序盤に懺悔室に連れていかれたやつに何が起きたのか気になるところだが、あの断末魔からしてやばそうなことが起きたのはガチ。

大人でありながら、女の子独特のかわいさを持つ。年齢不詳だが、30もないと思う。歳の話はしてはいけないと思う。けど、頼りがいのある人物ではあった。それなりに必要である登場人物。とは言ったものの、色々と隠し事が多かったりするので、教会そのものがブラックなのかもしれない(意味わかんない風習に従って、魔女狩りやってる時点でアレなのだが)

 

莉玖

メインヒロイン。

他√だと消えまくるので、この子の√はそれをいかにして防ぐかって感じだった。

いくら他√の人生にこの子がそんなに絡まないからといっても、フェードアウトさせられるのは悲しいものである。

正体が色々ヤバいものであるものの、人間っぽさを感じる。利成と一緒にいた頃から何かを感じてたのかもしれない。というかそれより前から何か色々感じてるようには感じるので、この子自体が天使の中では普通じゃなかったのかもしれない。

柾鷹と出会って色々な意味で変わったように感じる。単なるサブヒロインのように見せかけて、柾鷹を超えるレベルの超がつくくらいの重要人物。

結局、天界で何が起きてんのかはわからんままだが、ロクでもない世界になってそうで怖い^~ 莉玖が地上の存在となれたのは、色々な意味でよかったんじゃないかと思える。

 

柳蔵

人に「さっさと彼女作れ」と催促してくる親父(訳アリ)

こいつの妻の顔を見た覚えがない。そもそも生きてるのだろうか?

名言製造機。莉玖√のあの発言はガチ。薬の副作用で真っ当な人生なんて送れないはずなのに、柾鷹のために色々やってのける恩人。「明日死ぬかもしれない今日を必死に生きる」僕もそんな生き方ができたらなあと思った今日この頃。

若かりし頃から色々やってのけてるのでなんだかんだ言ってすごいやつだと思う。

老いぼれた今でも何もできないわけじゃない。色々なところでヒントをくれる人物でもあった。こいつも莉玖と同じように重要なキャラであることは終盤まで気付かなかった。というかこのゲーム重要すぎるキャラが多すぎないか?

 

利成

兄貴。不幸にも死んでしまうが、最後までこいつが死んだ意味を考えさせられる話になった。こいつの死は決して無駄ではなかった。ギフトを手に入れてフルボッコされるのはこいつで最後となったのだから。けど、死ぬ間際にあの羽根が見れてたらなと思う。せめて見てから死んでほしかった感はある。見てたと信じたい。人間だれしも善意がないわけではないのだから。

ある意味、こいつが最もやばい人生を送ってきたと思う。どうやって30も生きたのかが謎って言えるぐらいに。下手したら柳蔵よりも明日すら生きられるかどうかすら怪しい毎日を送ってたと思う。1000円すら生死に関わる30台って何事っすか。

途中までは自分自身が特別な存在だと思ってたのかもしれない。利成がリキエルに恋をしてたはずはないのだが、リキエルそのものがこいつの人生の支えになってたんじゃねえのかなーって感じはする。リキエルと出会ってなかったらどうなってたかは知らん。けどそれはそれで、柾鷹がヤバい目に遭ってるに違いない。だれか一人でも欠けてたら未来は狂っていたであろう。僕はそう感じる。

それにしても、自分を犠牲にしようとするところは莉玖も利成も変わらんなって思う。

 

沢城

最初はタダのクズだと思ってた。が、そうでもなかった。

人生で色々な壁にブチ当たり続けた人物でもあった。沢城のことを完全に許すのは難しい話であるかもしれないが、こいつにもこいつなりの事情があると思えた。

こいつに限ったことではないが、奥さんをすっぽかして海外に消えるやつが多いように感じる。お前らは海外に行かないとダメな体質でも持ってるのか。

それにしても、なぜこいつは車いす生活なのだろうか。身体的弱者でありながらも、柾鷹は容赦しなかった。身体的弱者云々関係なく、すべての人間を平等に見る必要性があると感じたのはこいつのおかげかもしれない。(悪い意味ではない)

愛は平等に与えられるべきものであるようにも感じる。人を愛する権利を持たない者はいない。こいつだってそう。

 

深春

圧倒的カリスマ性を持ちながら、なんか悲しそうな青春を送った人。

夏乃のほうが強いと思ったのはそんな青春時代があったからなのかもしれない。

現に夏乃があの家を引っ張っていくと、それはそれでいい家になると思う。(ルールがガバガバになってる挙句、使用人がアホまみれになる可能性はあるが、それでも「愛」や「希望」だけは忘れない人間が集まりそうな感じはした)

夏乃の個別√でこいつのプロフィールの39歳がずっと頭から離れなかったのは内緒。「ただのおばさんじゃん」って思い続けてたのには反省してる。あの顔で39歳は反則。せめて26歳ぐらいだろって思ってたら思ったよりも老けてたという。

なんかヘイト集めそうな発言はちらほらしてるが、それも柾鷹や夏乃に可能性を見出してるからであって、決して2人のことが嫌いなわけじゃないと感じられる。まあ、本性がわかりにくい人物ではあったけどね。変にストレスマッハにさせられたのは多分シナリオライターの策略だと思ってる。柾鷹も気が気じゃなかったので、僕も「このおばさん腹立つわーw」って思ってました。

 

モーセ

かわいい。

メスだと思ってたら、まさかの元オス。

ってことはこいつ、自分がオスってことをわかっておきながら、こはねさんのおっぱいに飛びついてたわけだよな?そりゃ柾鷹に嫉妬するわ。このエロモモンガめ。

それはともかく、こはねの支えとしては十分すぎる役割を持っている。寂しい子供は遊び相手が欲しいし、心の傷を癒してくれるほどのポテンシャルもある。海を割りそうな名前ではあるが、こはねが渡ってた絶望の海に希望の道を切り開いたと考えればこいつもある意味モーゼだと思う。

そして何よりもかわいい。太りすぎて糖分控えめにされてるのは草。

 

ハンス

許せない人物ではないが、色々問題行動やらかした人。

だが、自分が行っていることは正しいと思って行動に移しているので、決して悪意があるわけではなかったと思える。

柾鷹はこいつのことを許そうとしているけど、あーちゃんには結構目つけられてる印象はある。

リアルの世界でも善意で動こうとする人間を、処分しようとする人間はいなくもない。悪意なき行動がどう世界に影響を及ぼすかはその時による。

 

ヨブ

登場人物の中でもある意味一番かわいそうな人。

というのも、出てくるのが共通√の一部分のみという不遇っぷり。

その割には立ち絵はある。ある意味優遇されてる。

あーちゃんのガチのファンなので白い羽根が出せてる。周囲からはガチで危ない人物扱いされてた。ギフトがアテにならないと思われた第一人者かもしれない。

ハンス同様、羽根の色に偽りはない。

 

BGMに関して

全体的に良かったのは言うまでもないが、そのBGMが結構強くて、その補正で涙腺をぶっ壊されたり、腹筋にダイレクトアタックを仕掛けられるような場面があった。

HシーンのBGMはどことなく雰囲気はあるものの、実際に没頭してるとその違いにはあんまり気付かなかったり。

シリアスなシーンでのBGMは結構緊張感を持たせてくれる。焦ることこの上ない。現にシリアスなシーンはそれなりにあり、絶望感がパない場面も少なくはなかった。というかストーリー全体がブラックなように見えるとこもあるのだが。

 

UIに関して

普通と言った感じ。

ジャンプ機能がないので、最初からやり直すにしてはそれなりに骨の折れる感じはしたのだが、セーブしたとこから始めても何の問題もない作りにはなってたと思う。

分岐点がわかりにくいことはなかったので、攻略に関してはそこまで大変じゃなかった。こはね攻略したつもりが愁を攻略してたのは内緒。なんでギフトが絡むとこっちなんだって思ってたんだが、その回答は莉玖√で出たので、安心している。

周回する度に微妙にストーリーが変わるのは良かったと思ってます。まさかのループものかと思いきや、最終√で意外な事実を突きつけられてひっくり返ったのはガチ。

 

最後に(本作というよりかは、本ブログに関する話だが)

最初の方でも書いたのだが、クリアまでに半年もかかっている。

今まで買ったエロゲの中では最もクリアまでに時間がかかったといえる。ストーリーが長いというわけではなく、単にやる時間がなかった(他のゲームばっかりやってた)ので、攻略までの時間が長かっただけ。普通に毎日3時間やってれば1か月~1か月半で終わってたはずではある。

とは言ったものの、長すぎると色々な問題点が浮上したのはガチ。当ブログのあちこちでも挙げられる課題点の一つとなってしまった点に関しては反省している。

この先、買いたいゲームが多すぎる(エロゲ以外で)ので、エロゲ自体もしばらくお休みにした方がいいのかもしれない。(何かしらの事情でモチベが上がった場合は除く)

だがしかし、某社の新作が出た場合は別である。某社には絶対的信頼的な何かを感じたからである。僕のエロゲの入り口でもある。

サガプラに関しては花咲→フロフロとやってきたので、サガプラに関しても新作が出たら購入検討してもいいレベル。僕の課題が出ようとも、2作品ともいい内容だったのはガチ。これからも某V社とかにも頑張ってほしいなーって思った今日この頃。

 

余談

今回は頑張って7300文字まで書きました。

読む人が何分かかるかは知らないし、この記事にアクセスした人の何割がここまでたどり着けたかは知らない。

察しのいい人はわかってるかもしれないが、不自然な空白のある個所はドラッグしたら読めます。