どうも。
祈√終わりました。
既にヒカリ√も終わったのですが、祈√は記事に起こしたいほどの内容だったので、起こしてます。
今までやってきたエロゲは全ヒロインの√を記事に起こしていたのですが、上手く書けないので、どうしても書きたいヒロインのみ起こすことに。
最初に
エロゲは花咲含めて5作やってますが、今までやってきたエロゲの中で最も涙腺ぶっ壊された回数が多いのはこの√です。何回壊されたかはわかりませんが、終盤はひたすら壊されまくりました。だって、終わったと思ったら次の崩壊ポイントがあるんだもの。ティッシュがいくつあっても足りない。
なぜ、そんなに涙腺がぶっ壊されたのか
殆どが、祈に対する謝罪の意である。それと、祈の境遇に対する共感もある。
死んだはずの飛鳥に感情移入をしたシーンがあった。飛鳥のせいで祈が大変なことになったことはわかってる。だからこそ祈に謝りたかった。飛鳥が謝らないっていうなら俺が勝手にが代弁する。今まですまなかったと。
祈と彩乃が夜の公園で語り合うシーンは涙腺崩壊不可避。そこから涙腺崩壊フルコンボが始まった。
涙腺崩壊フルコンボの経緯(飛鳥編)
兄がどんだけ妹のことを思ってようが、やってる行動は自分勝手すぎた。ゲーセンでぬいぐるみ取ってほしいって言われてたのに一人で格闘ゲームに嵌っていた。周りに依存できる人がいないが故に兄にしか依存できないのに、その兄があのザマだった。
結局、祈だけが外出禁止になってしまい、兄だけは外出が許されていた。この扱いはマジで意味がわからない。ここは筆者も同感である。ましてや、祈と両親が海外に行くのに対して、兄だけ日本に残るまんてますます意味がわからない。ふざけてるとしか言えない。
けど、そんな兄だって海外に旅立つ妹に励ましの言葉を投げかけてた。
しかし、その言葉はどれもこれも祈に通用する言葉じゃなかった。ちょっと英語が使えれば何とかなるというデタラメな発言をはじめ、海外で友達ができるなんてふざけてると思った。
励ましではなく、「他人を拒むような奴を好きになる奴はいない」とも取れる言葉まで受け取ってしまった。
結局、飛鳥はちょっとぐらいは祈のことを思って色々言ってたのかもしれない。でも、祈に「本当の気持ち」は何一つ通じてないと思う。寧ろ、最後の方なんて嫌われるようなことしか言ってなかった。飛鳥の発言全てに腹が立った。どっからどう見ても無責任すぎる。ここだけは共感や感情移入どころか俺自身が祈になって飛鳥の言葉を全て受け取ってたかもしれない。
上記のこと全て含めて、飛鳥に感情移入した上で「祈には申し訳ない」という気持ちでいっぱいでした。「兄としてごめん」ってひたすら謝ってました。
涙腺フルコンボの経緯(自分編)
祈に対しては以下の共感もあった。全て涙腺崩壊の原因に繋がってた。
・一人の方がいい
・人付き合いが苦手
・周りと付き合うのがめんどくさい
・人と付き合わなければ余計なトラブルは回避できる
・約束を破ることは相手のことを軽んじているということ
若葉とアクターに、祈が飛鳥を嫌っていることを相談したのがまずかった。主人公にとっては祈を救うために話したことだった。が、祈にとっては約束破って無断で秘密をバラしたことには変わらない。
相談した件をまずいと思わなかった俺にも落ち度はある。だからこそ謝った。また泣いた。
・飛鳥はクソ
・飛鳥と両親のせいで今の自分が出来上がった
・彩乃の説教を食らった後、通学路で一人で泣いてたとこ
他にもあるかもしれない。
若葉の発言で「主人公と飛鳥は別人なので、飛鳥のことは忘れてしまえばいい」というのは共感できたのだが、あの二人にそれは通用しないと思ってた。祈がそれを仮に受け入れたとしても、主人公は絶対それを受け入れないと思ってたからである。
最後に
どことなく祈のことを舐めてた自分がいました。今までの自分がぬるま湯に浸かってた気がする。エロゲのヒロインは主人公に対してゾッコンなので多少のトラブルは見逃してくれるだろうと思ってた。けど、この子は違った。
ヒカリを攻略した後に、「祈かわいいし、祈攻略すっか。普段は笑わないこの子がデレた時のかわいさは本物だと思ってる。」という超軽はずみな気持ちで挑んだ結果が、涙腺崩壊の殆どが祈に対する謝罪や、祈の境遇に対する共感というハートフルボッコ(悪い意味ではない)ストーリーであった。告白する前から難攻不落の要塞であることは覚悟してたのだが、その程度の覚悟では生ぬるいというのを実感した。ここまで難しいヒロインは他にはいないと思う。主人公激LOVEのヒカリを攻略した後であれば尚更である。だが、そこが面白い。非常に濃い内容でした。ありがとうサガプラさん。やっててよかった。
「恋愛をするなら本気でやらないとダメ」って言ってた祈の言葉が今ならわかる気がする。ただのワガママお姫様と言ってしまえばそれまでなのだが。
けど、これだけは言わせてほしい。
ふともも触らせて。あと、踏んでほしい。笑顔か軽蔑の眼差しで弄ばれるなら尚更である。