冒頭
怖かったです。廃屋がただのいじめでしかない。勝手にカギが閉まるのは反則。屋敷が炎上しても復活するあたりお察し。
木を燃やせば勝ちって気づくのに5回ぐらいリトライしてた気がするけど気のせい。
結末はなんともおぞましいものだった。
救いはないんですか?
しかし、いかなる理由があろうとも自殺した者にロクなことが起きないのは世の「理」なのかもしれない。
でも、ハルちゃんが何をしたっていうんだ。ちょっと会いに行っただけやんけ。なんで左手失って帰ってくるねん。やばすぎやろこれ。
真の黒幕は山の神?(っていうらしいけど、とりあえずラスボスの超キモイやつ)でもなんでもなく、日本一ソフトウェアなのかもしれない。
山の神があの子たちを操作して自殺に2度も追い込んでるわけなのだが、そんなバカげた神を作ったやつはこの世界を作った者、すなわちスタッフの方々である。つまりそういうことである。(おい)
脱線:今までやってた日本一ソフトウェア作品について
今からちょっと話が脱線するが今までやってきた日本一ソフトウェア作品は
・魔女と百騎兵2
・ルフランの地下迷宮と魔女の旅団
・夜廻
・深夜廻
これらである。
個人的にこの中の5個中、4個はマジで終わり方がえぐい。
逆に魔女と百騎兵はストーリーこそえぐかったものの、最後がよかった。
ほか4つは真逆。道中大したことなくても(なんか数回死んでるやつおるけど知らん)ラストがことごとく(ネタバレなので白文字にする&個人的な解釈なのでどっか間違ってるかも)
・魔女と百騎兵2→世界を変えるために姉とは別れて死ぬ
・ルフランの地下迷宮→世界は救えたけどその世界にはロクに何も残ってないし主人公(本だけど)とは完全に離れ離れになって一人ぼっちで生きることになったヒロイン。幼少期では母親の元愛人(女だが)が自分のせいで死に、両親共々死んでるおまけつき。
・夜廻→姉を助けたのはいいものの左目がなくなる
大体こんなもんである。
どれも後味悪いものかもしれないが、現実とはこういうものかもしれない。
逆を言えば日本一は全部これなのかと疑いたくなるのだが、そんなことはないと思う。ディスガイアとかたぶんそう。
しかし、魔女シリーズに関しては世界を救っているので何もできていないわけじゃなかったり。夜廻シリーズはまあ変なのは倒したけどそれですべてが解決したわけじゃない感があるのが否めない。
このシリーズに関しては終わり方がそこそこえぐいとは思えるが、ホラーゲームなんてどうあがいても絶望とかいう呪怨っていうやべーのもあったんだし、生きて帰れた分マシだと思えればいいほうなのかもしれない。
ただ、深夜廻はわんこのみならず、人間もさらっと死んでるのでハードルが高くなっている。クリア後に前作主人公と友達になれる?のが唯一の救いか。
「前の友達は死んでしまったけど新しい友達ができました。」うーん。泣ける。中身は数々の死線を潜り抜けてきた自分と変わらない猛者だが。
あとはハルちゃんの引っ越し先にとんでもないお化けがいないことを祈る。あるか知らんけど次回作でさらっと出てきて目の前で死亡とかやめろよ?この会社ならやりかねんと半分ぐらい思ってたり思ってなかったり。ルフランでのメタリカの扱いや、魔女百2でのニケの扱いを見るとさすがにないか?
深夜廻はどうだったのか
深夜廻の話に戻す。
同じ話になるが、ユイちゃんは冒頭に見事に自殺を決めたので酷い目に遭うのは妥当かもしれない。
とは言ったものの、1回死んでるのにお化けにぶつかれば当然のように死、幽霊になったせいで親友に認識されない、山で化けて親友の前に出てくる、最後の最後で飼い犬だったやつに拒絶される?(なんでワンワン吠えてたのかは知らない。貴様はもう俺の飼い主じゃないし死者なんだからさっさと天国に行けとでも言いたかったのだろうか?)とまあまあ扱いがむごい。
でも、次回作が出たらやろうと思います(ゲス顔)。次はどこがなくなるんですかねえ。左目、左手といったから次は左足とか?でも、歩けなくなるしなあ。だからと言って左の肺とかやってもそれじゃ見た目でわからんし。
個人的な話
ここから先、個人的な話が入るけどある意味重要なことかもしれないので書いておく。ほぼ、自分向け&他人向けなことである。
今作てかこのシリーズに関しては主人公たちにやたら感情移入しまくっていたような気がせんでもない。別れがつらいだの、お化けが怖いだの、体の部位が吹き飛んで痛いだの苦しいだのどうも普段の自分ではない気がしてきている。
だけど、さすがに部位欠損は響くし(R-18絵でも部位欠損入ると抜けないレベル)、お化けが怖いとか自分自身の問題でもあるのだが、「別れがつらい」ってお前さあ・・・。俺ホンマにそんなやつだっけって思ってる。まあ、昔から死別とかマジで切なくて泣けるタイプだったが。ポケダン時闇空とかCLANNADとかやばかったし。
あと、ツイッターでリョナ絵見てもただえっちな意味で興奮するだけなのに(ものによるが)なぜこうこの子たちがひどい目に遭ってるところに関しては自分も悲しむのか。どこに違いがあったのか。感情移入かどうかは知りませんがなんか違うんでしょうねえ。
少なくとも死んで興奮したことはない。マンホールから手が出てそれで拘束されてる最中にぶっ殺されてもそこにあった感情は「やっちまったなー」これのみである。ただ、人によってはそこに興奮するかもしれない。だってロクな攻撃手段も防御手段もないまだ10にも満たないであろうか弱い女の子がなすすべなく一方的に凹られるねんで?やばない?
別れがつらいどうこうに関してはラスボス倒した後の「糸を切る?」という選択肢に対してわざと放置して1回死んだり(言い訳するとあそこでエンディング分岐あると思ってた。ここで死ねばユイに会えると思ってたし、なんせここで死んでしまったほうが2人にとっては幸せだったのかもしれないとか思い出す始末。なお、現実は)、最終選択肢の「てをはなす?」に関しては無限ループと気づくまでひたすら「やだ」を連打する始末。いや、だってここで手を放してもたら一生あえへんかもしれへんやん・・・。そんなん無理やって・・・。
ハルちゃんの山での首つり自殺は初見で見事に引っ掛かりました。なんか展開変わるだろとか思った俺がバカだった。あのチュートリアルふざけてやがる。チュートリアルがここまで悪質なパターンがあってたまるか。
生者には生者としての役割と特権があり、死者をないがしろにするようなことはしてはいけないのだが、とにかくあそこでハルちゃんがやるべきことはあのふざけたクソキモイ神(とこんなふざけたストーリーを作った日本一ソフトウェア)のせいで死んだユイの分まで生きるってことだったんですねえ。
最後に
余談ですが、本日、僕のリアルの仕事で人事異動が決まりました。クリアした翌日にこれである。もしかすると、コトワリさまが断ってくれたのかもしれない。
最も、ほかにも断ってもらわないとダメなものはあるのかもしれないが。
今回学んだこと
・死者をないがしろにするようなことはしてはいけないのだが、生者には生者としての役割と特権がある。
・ユイちゃんハルちゃんかわいい。お持ち帰りしたい。
・コトワリさま最強
・日本一ソフトウェア最恐
・(幼女に)日本一(厳しい)ソフトウェア(?)
・どうあがいても部位欠損と死別はつらいし怖いものは怖い。
大体こんなところだろうか。
夜廻と深夜廻の小説をAmazonで買ったのだがまだ届かない。届くのに一週間ってどういうこと?小説で彼女たちの活躍を見届けてから次のゲームに移ろうと思います。
次は何やろうかなあ・・・。とりあえずソードシールドまで遠いのである程度はマリカでもやろうかと思います。