【十三機兵】クリアしました

PS4を化石にしないために買った。残念ながら、既にPS4が物置になってる。平気でswitchのプロコンとか置いてる。少なくとも半年は息してなかった。

PS4のゲームはこれで3個目。(前2つは魔女百と魔女百2 同じ日本一ソフトウェアのゲームで「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」の発売を待っていたのだが、なんか出る気配がないので)

購入時期は発売日ではなく、数か月たった3月。なんかTLで話題になってるなあとは思った。肝心の買ったきっかけだが、PS4の化石化防止のみならず、身内のおすすめもあったので。結構面白かったです。

 

既にネタバレ込みでなんやかんや書かれているサイトはそれなりにあるのだが、ここではできる限りネタバレはないように書くことにした。(0とは言ってない)

ネタバレ避け気味なので、ネタバレ込みの感想と比べると「そこ触れる要素じゃなくない?」みたいなところも書いてる。それでも、個人の意見は主張したつもりでいる。

 

感想?

SF要素満載でしたね。

最初はストーリーがカオスすぎて頭が全く追いつきませんでしたが、「イベントアーカイブのイベントが並んでいる順番は、ゲーム内での世界で発生した順」みたいなことをオプションに書かれていたので、なんとか頭が追い付きました。序盤では作中でのタイムトラベルが多すぎてヤバいと思ってた。それでも中盤以降でも謎は多かった。

 

ストーリーを進めれば進めるほど謎は一方的に増える。解決される謎もあったが、割と重要そうなところは終盤まで解決されないこともあった。

幸い、ミステリーファイルでは画像込みで解説してくれるので、わかりやすい。なんか更新されるたびによく見てました。むしろなかったらかなりきつかったと思います。ミステリーファイルやイベントアーカイブがあるのはポケモンで言う図鑑的な要素だけじゃなくて、あまりにもカオスすぎる世界観を理解させるためにあるような気もしてる。

実際にあり得ないほどカオスなので、最後の最後まで展開が読めなかった(隠しトロフィーの詳細開けてネタバレ食らったのは除く)

 

SFなのでリアルじゃあり得なさそうなことがちょくちょく起きてる。真相はともかくいきなり空中にディスプレイが出てきてそれをカチャカチャいじるだけでどっか飛ばされる時点で今の技術じゃねえよなって感じ。機兵も怪獣もリアルじゃありえへん。

 

細かなところで言えばバックで他キャラ同士で会話してたり、モブ同士で何か会話が繰り広げられていることがあった。こっちが特定のキャラと喋ってる最中でも普通に裏で喋られているのでかなりリアル。面白いので大体最後まで聞きたくなる。聞きすぎて何かしらのフラグを建築させるタイミングを逃すこともあった。

内容は「あの人イケメンじゃない?」とか「教科書忘れた」とかそんなところから、さらっとこっちの内容に割り込んでくるやつまで様々。

 

リアルなところで言えば1945年から来た2人のクラウドシンクでは「-」の文字が使われていないところ。他、三浦に関しては「縫い包み」が「縫イ包ミ」になってたりなど、当時の人間っぽさが出てる。2人揃って横文字に弱いところもその要素がある。

 

各キャラクターへの印象

キャラクターに関しては魅力的なのが多かった。

イケメンも多いし、かわいい子も多い。

とりあえず全員分思ったことを書く。13人の主人公以外に関しては書かない。

 

男性陣だと関ヶ原がめっちゃイケメンに見える。冬坂が一目惚れするのもわかる。何させてもかっこいい。総合的に見れば男性キャラ最強候補では?

次にイケメンなのは網口。どことなく1985年じゃない感じはした。

比治山はホモ。沖野が女装してるって知ってからも無茶苦茶だった。司って名前は女性キャラにもありそうな気がするんですけどね。崩壊編では「3日だろうが持ちこたえてみせる」とか言ってる辺り、根性論みたいなところが多いので、三浦以上に脳が1945年してる。

同じ第1世代のパイロットでも比治山&緒方と関ヶ原では温度差がある。関ヶ原はちゃんとEMP関連で頭を使ってるけど、他2人はディフェンスモードやチョバム装甲でごり押しする気満々に見える。

でも、仮に1945年の戦争で機兵が使えたら日本はかなり強かったと思う。米軍が怪獣で対抗してきたら知らん。

三浦はデザインがモロ戦時中の人。ガタイがそこまでよくないのか中学生に間違われるし。偏見だけど第3世代に乗ってるキャラは大体ガタイよくない。比治山とは同じ世代の生まれであるにも関わらず、三浦は緒方に殴られて気絶するのに対し、比治山は普通に輪島相手に喧嘩して勝ってる。しかも1vs5で。

緒方は単なるヤンキー。リーゼントで草生える。それ以上の要素がない。イケメンというわけではない。公式サイトを流し読みした後に購入したので、主人公ってことに途中まで気づいてなかった。むしろ輪島みたいなただのチンピラに見えた。だんだん愛着は沸いてくるけど。

郷登はどうあがいても頭いいだけのキャラにしか見えないところがある。最初は井田と見分けがつかなかった。中身に関しては天と地ほどの差があると思うけど。空気ではないけど、他のキャラと比べると印象が薄い。大体、関ヶ原と鞍部のせい。

鞍部はまあ言うことないかな。数ある主人公の中で最も主人公してると思う。色々な意味で。

 

女性陣だと南がタイプかなーって感じ。タイプである理由は三浦が南を好きな理由とあんま変わらんけど。どうも僕の脳内は1945年の人間と同じくさい。

薬師寺は女房としてはしっかりしてそう。でもメガネはタイプじゃない。如月もそうだけど。

東雲もかわいいんだけど、パッとしない印象。影が薄い。頑張ろうとしているのはわかるんだけど、数ある主人公の中ではそこまで主人公ムーブしてない感じ。

冬坂は普通の女子高生って感じ。沢渡、如月と買い食いしてた印象が強い。

鷹宮はちょっとオラオラ系ある。キャラとしては緒方に近い。

 

喧嘩の強さは1>4>2=3だと思う。第2世代と第3世代に乗ってるキャラって最後まで1度も喧嘩したことなくないですか。

南は人を殴るような人には見えないけど、足は速いはず。陸上部だし、スキルにそれっぽいのがあるし。散策中の走行速度が他キャラと比べてめっちゃ速い。

第4世代のパイロットが喧嘩強いと思ったのは、網口が中学生の頃に緒方と一緒に不良を20人凹したこと、鷹宮が普通に喧嘩強いこと。薬師寺と郷登は喧嘩要素がない。

そもそも、第4世代だけがパイロット4人いる。頭よさそうなキャラの集まり=第4世代って感じがしてるからたぶんそれ。網口はテストの点高いし、薬師寺も頭いいし、郷登はまともな推理してたから頭いいはず。見た目も含めて。

鷹宮は頭よさそうには見えない。キャラクターの性格的な要素で言えば第1世代に近い。緒方のオラオラ系と比治山の根性論系のイメージ。

 

最後に

中々面白いゲームではありました。

SFものをやるのは初めてでしょうか。最初から最後までSFって感じでしたね。いい意味で予想を裏切ってくれる作品だった。